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デイケア便り No.010

 こんにちは、Mercyです。例年になく厳しかった冬もまもなく終わり。春が近づいていますね。

 春といえば、ちょうど節目の季節。人によっては学校や職場など、新しい環境に飛び込んでいく季節ですね。さて、新しい環境でうまくやっていくための鍵となるのは、何でしょう?人によっても違うとは思いますが、やはり人間関係ではないでしょうか。人間関係がうまくいかないと、いくら仕事ができても、勉強ができても、なかなかスムーズに事は運ばないものですよね。

 私たちが、日常生活の中で様々な人間関係をうまくやっていけるのは、一つに、常に相手の気持、つまり心の動きを推し量りながら過ごしている、ということが深く関係しています。
自分とは違う心をもった他人の心を推し量る能力、というのは、非常に繊細な能力です。普段は気にもとめずにしていることですが、目の前の人の気持を知ろうとするとき、私たちは、それこそ、自分の感覚をフル活動させています。

 具体的には、相手の視線や、顔の表情、声の調子、更には、身体の姿勢・・・時には、姿が見えなくとも、e-mailの文面の端々から・・・様々な手がかりに基づいて、ごく自然にお互いの心の状態を推し量っているのです(こうした能力は、人間では、通常、3〜4歳の間に獲得されるといわれています)。

 中でも、他者の心を推し量る上で、重要な役割を果たしているのは「視線」である、といわれています。私たちは相手の視線の方向を知るだけでも、その心の動きも推測することが可能です。真っ黒なサングラスをした人と話をする場面を想像してみましょう。相手の気持が推測しにくくて、ちょっと不安になりませんか?まさに「目は口ほどに・・・」ですね。

 デイケアでは、SSTという対人コミュニケーションの練習をするプログラムがありますが、その中でも、「相手と視線を合わせる」ということが、とても重視されています。

人間関係をスムーズに運ぶためには、まず、相手の目をみて話すこと。すこし強引でしょうか?

デイケアスタッフ Mercy

2006/02/28
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