ハートクリニック ウェブログ
「こころ」の病豆知識
Q035. 「自律神経失調症」とはどんな病気ですか?
Q034. うつ病の治療にハーブやアロマテラピーなどで癒される体験は役に立ちますか?
Q033. 治療薬で中毒になりませんか?
Q032. アスペルガー症候群は大人になれば治りますか?
Q031. “依存=悪いこと”なのでしょうか?

10/28 デイケア便り No.144 外出プログラム
10/24 クリニック便り No.019 食べたものを記録してみましょう
10/23 非定形型うつ病について(1)・・・ 典型的なうつ病と異なる症状に注意
10/23 ひがみっぽさがエスカレートしてしまうのは?
10/21 おいしく感じられない・・・味覚障害について
10/21 ブルーマンデー症候群・・・リラックス法を上手に取り入れて

2008年10月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

月別アーカイブ

Q009.統合失調症の急性期状態に、薬はどのように効くのか?

A009.
 急性統合失調症状態には、ドーパミン受容体が働きすぎの状態が存在します。

 私たちの脳内では、神経伝達物質というものが、神経細胞と神経細胞の間を行き来して、情報をやり取りしています。例えば神経細胞Aから神経細胞Bにむかって物質が放出されるとき、物質の受け手側であるBには、その物質を受け取るためのミットのようなもの(受容体)が用意されています。統合失調症の急性期では、このミットが、過剰に増えてしまっており、そのために、細胞Aから細胞Bへの情報伝達が、過剰になってしまい、余分なものまで伝達されてしまっています。このことが、幻覚や妄想といった陽性症状が生じることと関係さいていると考えられています。

 抗精神病薬は、この余分なミットに「ふた」をすることによって、ちょうどよい量の物質だけがやり取りされるように調整する働きをするのです。そうして、幻覚や妄想を鎮めています。

2006/04/17
トップ > 「こころ」の病豆知識 > Q009.統合失調症の急性期状態に、薬はどのように効くのか?