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こころの健康アラカルト
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女性特有の「こころ」の病・・・・(2)出産について

 前回((1)妊娠・出産編)に続いて、今回は出産での関係についてお話します。

産後、ほとんどのお母さんがマタニティブルーで落ち込んだ状態になることは、よく知られています。1〜2週間の間に改善すれば問題ありませんが、産後4週を過ぎても気分の落ち込みが続く場合は、うつ病にかかってしまったということは大いにありえることです。

 大きな要因としては、出産後の女性ホルモンのバランス異常と慣れない育児によるものと考えられます。

 新生児時期から乳児期にかけての赤ちゃんには、夜眠るという習慣が確立していないので親が数時間おきに起きなければいけません。

 また、何ならかの体調の変化や心理的な出来事が引き金になり、何かに恐怖感を抱いているような場合に赤ちゃんが泣き止まないことがあります。あやしても泣き続けるため、音量や泣き声が非常に大きな苦痛になります。

 24時間、一対一の対応が続くだけでなく、眠りが非常に不規則になり、その間家事もやらなければいけない・・・母親はダウンしてしまいます。必ず一人で育児をするのではなく、出産前に旦那さんや母親に理解と協力を求めることが必要です。

 次回は「こころ」の病を持つ女性が出産するケースについてお話します。

ハートクリニック院長 浅井逸郎

2006/09/04
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