ハートクリニック ウェブログ
「こころ」の病豆知識
Q030. 自閉症には、治療として薬物療法が用いられるの?
Q029. アスペルガー症候群・高機能自閉症ってなに?
Q028. 「心身症」と「仮面うつ病 」は同じものでしょうか?
Q027. こどものうつ病があるって本当ですか?
Q026. うつ病の治療には、家族のサポートが大切と言われますが、それは何故でしょうか?

06/12 社会不安障害(1)・・・上がり症って何? その4
06/12 お子さんが体臭で悩んではいませんか
06/09 自殺・他殺へのひきがね
06/09 他人のことが信用できないのです
06/09 キレる子どもに困っていませんか
06/09 定年を迎えたご主人とうまくいっていますか

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Q014. “大食い”と病気としての“過食症”との違いは何でしょうか?

A014. 過食症(ブリミア・ネルヴォーザ)は、食欲と体重の自己制御をめぐる病理です。過食症の患者さんは、自己制御不能な感覚に襲われて大量に食物を摂るという行為を繰り返します。

 過食症における「無茶食いをしたい」という衝動は、ご本人にとって抵抗することのできない、発作的な衝動として現れます。無茶食いの後には罪悪感、抑うつ気分や後悔、自己嫌悪などを伴い、たいていの場合、無茶食いをしている最中でさえ、快感はありません。この「制御のできなさ」「無快感性」が、過食症を“大食い”と区別するひとつの指標であるといえます。

 過食症の患者さんは、苦痛に耐えながら無茶食いをし、もうこれ以上は食べられなうという限界の時点で、嘔吐を自己誘発します。多くの場合、この嘔吐は、カタルシス的な爽快感を伴います。そして、この無茶食いから嘔吐に至る間、日常生活での憂さや自己不全感などを忘れることができます。

過食症は圧倒的に女性に多く、10代後半から20代前半に発症するといわれていますが、比較的予後が良いとされています。

2006/09/16
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