ハートクリニック ウェブログ
「こころ」の病豆知識
Q030. 自閉症には、治療として薬物療法が用いられるの?
Q029. アスペルガー症候群・高機能自閉症ってなに?
Q028. 「心身症」と「仮面うつ病 」は同じものでしょうか?
Q027. こどものうつ病があるって本当ですか?
Q026. うつ病の治療には、家族のサポートが大切と言われますが、それは何故でしょうか?

06/12 社会不安障害(1)・・・上がり症って何? その4
06/12 お子さんが体臭で悩んではいませんか
06/09 自殺・他殺へのひきがね
06/09 他人のことが信用できないのです
06/09 キレる子どもに困っていませんか
06/09 定年を迎えたご主人とうまくいっていますか

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Q015. ADHDとはどんな病気でしょうか?

 授業中、集中できずにごそごそ動き回ったり、ボーっとして忘れ物が多かったりする子どもは、「問題児」ということで、本人の性格、家庭環境や親のしつけの悪さのせいにされ、親や教師の努力だけで対応される傾向にありましたが、最近、注意欠陥多動性障害(ADHD)という脳の病気があることが知られるようになり、一般小児科外来を受診されるケースも徐々に増えてくるようになりました。

 同じ年齢や知能指数の子どもさんと比べて、自分の行動や感情をコントロールする力が弱いために、不注意、多動性、衝動性の症状があり、日常の生活が障害されます。大きく分けて、多動・衝動性が主なタイプと不注意が主なタイプの2つがあります。知能には問題なく、自分の興味あるものには非常に集中することができます。7歳になる前に明らかになり、男子に多く、思春期になると改善する傾向があります。乳幼児期のことを振り返ると、寝かせるのに苦労した、夜泣きがひどかったなど、既にその兆候に思い当たることもあります。

 ADHDという状態は単に親の育て方や家庭環境、持って生まれた性格だけではなく、脳の異常によって起ることを知ることが大切です。ADHDの子どもさんは、親や教師、友達にも認められず、みじめな思いをしていることがあります。その思いが、いじめ、不登校、非行、家庭内暴力につながっていくと、その子の今後の人生に大きく影響するので、早い時期に治療を始めることが大切です。

2006/10/16
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