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こころの健康アラカルト
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加齢に伴ううつ(1)

 年をとって憂鬱になる人が少なくありません。

 年老いて気分が弾むことが少なくなるのは、自然なことです。若い頃は、経験することすべてが新鮮で刺激に満ちていたのが、年を経るに従い、物事はすでに見聞きしたことになり、あまり変化のない平穏無事の日々が過ぎていくようになりますから・・・。

 普通の憂鬱とうつ病の見極めは? 憂鬱な気分が何日も続いてしまうようになったときは、問題です。身体がだるい、疲れやすい、やる気が出ないなど。具体的に言えば、庭の手入れや料理をして得られた充実感がなくなってしまった、掃除をしたらさっぱりした気持ちよさが得られたのにそれがなくなってしまった、孫の声がやたらにうるさく感じて仕方がないなど、日頃楽しんでいたことが、つまらなくなってしまったという状況が起きてきたら、注意が必要です。突然やってくる場合も、徐々にそうなる場合もあります。

 そのような様子が見られたら家族は何をすればよいのでしょう。 同居している家族なら、「ちょっと変だな」と感じたときに、本人に聞いてみることが重要です。「最近、元気がないようだけれど、大丈夫?」とか、「この頃、テレビ見ないのね」「庭いじりしないけれど、なぜ?」と、具体的な場面で普通に聞いてみるといいでしょう。

この記事は、こちらに続きます。

ハートクリニック院長 浅井逸郎

2006/12/11
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