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認知行動グループ療法通信No35 セッション10

 こんにちは。認知行動グループ療法アシスタントのYです。

 今年は記録的な暖冬のようで・・・、今週は特に暖かい日が続いていますね。「寒いのは苦手だから、暖かくて助かる」と思って、気分よく過ごせしている方もいらっしゃるでしょうし、「なんか冬らしくないなぁ」と思って、少し寂しく感じている方もいるかもしれません。季節の感じ方も人それぞれ、考え方によるのかもしれませんね。

 さて、第10期グループ(11月13日開始)も、先週、10回目のセッションが行なわれました。10回目のセッションでは、9回目に引き続き「アクションプラン」を進めていきます。

 9回目のセッションでは、「困っている状況を明確化」し、「解決(改善)の方向性」を決め、「具体的な解決方法(行動)」を考えていただきました。10回目のセッションでは、この3つに続いて、以下のようなことがらを考えていきます。

(4)障害を予想する
 考えた解決方法について、その実行を邪魔(妨害)するようなものを、前もってピックアップしておきます。「(解決方法が)できないとしたら、どういう理由でできないか?」と自問してみてください。例えば、「気乗りしない」というのも立派な障害となります。

(5)解決方法を修正する
 障害を予想したら、「それを乗り越える手段」を考えてみましょう。つまり、「解決方法をより確実に実行できる行動に修正する」のです。

(6)実行
 解決方法をより確実なものに修正したら、あとは実際に行動してみるだけです。具体的に開始日時を決めると良いでしょう。ただし、「明日」というのは永遠に「明日」です。思い切って、「○月○日」と決めるのがコツです。

(7)達成状況
 行動にうつしたら、その達成状況を記録してみましょう。「できた」、「できない」は問題ではありません。最初から上手くいく事柄であれば、とっくに解決しているでしょう。大切なことは、「行動の結果、どのように状況が変化したか。どのように自分の気持ちが変化したか」です。

 以上がハートクリニックで行なっている「アクションプラン」です。少々、小難しいところもありますが、深く考えすぎずに、「計画して行動する」ことがポイントです。目的はあくまで「自分の気持ちを行動によって楽にすること」。ですから、「今は動かない」という計画もありえますし、「上手くできなかったけど、ふんぎりがついた」なんて結果も上出来というわけです。認知行動グループ療法通信No8, No.9, No.10も参考にしてみてください。

2007/01/30
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