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小学生のいじめについて

 高学年5,6年になると集団によるいじめの問題が本格化します。低学年の頃は、いじめの内容も単純で親が学校に行ったり、授業を見るなどすると止まる場合が多いですが、この頃は激しい暴力や教師に隠れて集団で特定の子を排除する、と言った本格的ないじめが多くなるので注意しなければいけません。

 また、多くのお子さんは親に対して自分がいじめられていることを言いません。自分で問題を解決できないというレッテルを貼られることが子どもの自尊心を大きく損なうというのが一つ、もう一つが、非常に巧みな連携プレイがなされることが多く、教師などが介入しても効果がないことが多いので、親に相談しても無駄だろうという無力感があるからです。子どもに外傷がないか、友達とあまり遊んでいないか、連絡事項がきちんと伝わっていないのか、今まで楽しく学校に向かっていたのが行きたがらないなどのサインを見逃さないことが重要です。

 子どもの場合気をつけないといけないのが、「こころ」の病気のサインが大人のように明確には表現されないことが多いというのがポイントです。

次回は、いじめによる子どものこころの病についてお話します。

ハートクリニック院長 浅井逸郎

2007/03/23
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