ハートクリニック ウェブログ
こころの健康アラカルト
社会不安障害(1)・・・上がり症って何? その4
お子さんが体臭で悩んではいませんか
自殺・他殺へのひきがね
他人のことが信用できないのです
キレる子どもに困っていませんか

06/12 社会不安障害(1)・・・上がり症って何? その4
06/12 お子さんが体臭で悩んではいませんか
06/09 自殺・他殺へのひきがね
06/09 他人のことが信用できないのです
06/09 キレる子どもに困っていませんか
06/09 定年を迎えたご主人とうまくいっていますか

2008年06月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

月別アーカイブ

夏バテと思ったら自立神経失調症という場合も

 夏は暑さの影響で、人の心にもさまざまな影響をもたらします。「だるい」「やる気がない」「気持ちが落ち込む」などの症状が出るのは夏バテのせいだと思っていたら、自律神経失調症という場合もあります。

 自律神経失調症とは内科の医者がよく使う診断名で、一般用語に近い言葉です。

 症状は動悸(どうき)、息切れ、微熱、冷え、下痢と便秘を繰り返す、めまいなどです。自律神経とは、交感神経と副交換神経のこと。これらの不調・異常から生じる症状のことを、まとめて自律神経失調症といいます。

 夏の暑さは大きなストレスですから、心の変調をきたす要因にもなります。やがて自律神経にさまざまな変調を起こし、心の病が発生するきっかけになることも。

 自律神経失調症は、だるい、疲れが取れない、夜眠れないなど夏バテと似かよった症状があります。しかし夏バテの診断名は適応障害です。ストレス因子が気温(暑さ)であれば、一定期間が過ぎた涼しい時期に自然に解消します。また空調の温度調節などで改善するはずです。でも涼しくなっても改善しない場合は、別の心の病が起きていることになります。自律神経失調症という診断が出ても、その背景にある正体を突き止めなければ正しい治療は行えません。

 夏バテを予防するというのは、心と体の健康にとって大変重要です。

 基本的に、第一は睡眠時間を十分に確保すること。第二は水分の過剰摂取を避けることです。過剰な水分摂取によって、いろいろな自律神経の不調、例えば倦怠(けんたい)感などが出てきます。夏は汗が出るからといっても水分は1日2リットル台に抑えましょう。お酒を飲む人は、あっという間に4リットル程度の水分を摂取することになりますから注意が必要です。第三は、夏休みはきちんと休息すること。夏休みは体力があまりない子どもたちを、暑さから守るために世界各国で設けられています。その間は勉強の能率も落ち、体力消耗も著しいので、休むわけです。だから夏休みに塾やスポーツクラブに通って休みがないと、なんらかの障害が起きる原因にもなります。大人も子供同様、休日は休息しましょう。夏休みは朝から晩まで、家に夫や子供がいて主婦の負担が大きくなります。お盆で夫の実家に帰省してストレスがたまり、調子を崩される人も多いようです。建前に縛られず本音で行動することが、心の健康には大切です。

 自律神経の不調は、なんらかの心の病にかかっているサインかもしれません。軽度のうちに専門医を受診し、正しい判断・治療をしてもらいましょう。

ハートクリニック院長 浅井逸郎

2007/08/07
トップ > こころの健康アラカルト > 夏バテと思ったら自立神経失調症という場合も

このエントリーへのコメント

このエントリーにはコメントはありません。


コメントはこちらでどうぞ




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)