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パニック障害(1)

 パニック障害という言葉がよく聞かれるようになりましたがどんな病気なのでしょうか。  昔は不安神経症と大きくくくられていましたが、今は不安障害の一つとして分類されています。パニック発作とパニック発作の予期不安、パニック発作を避ける回避行動の3つのケースを、パニック障害といいます。

 それでは、パニック発作とはどんな症状なのでしょうか。  突然、胸がどきどきして息苦しくなる、足元がフラフラし冷や汗が出る、かつてない恐怖感を感じることです。 特定の場所で起こるもの、場所を問わないものの二通りあります。

 特定の場所とは、電車や長距離高速バスの中、エレベーター、デパートや繁華街の人ごみ、教室などです。本人が逃げ出せないと感じる場所です。典型的な例は、電車や教室でしょう。ある日突然電車の中で息苦しくなり、その後電車を避けるようになるケース。授業中におならが出るのが恥ずかしい、急にトイレに行きたくなるなどで、教室にいられなくなるケースがあります。

 パニック障害に、心理的な原因というのは基本的にはありません。 脳の神経伝達物質の異常による、神経のネットワークの障害で、突然起こります。 興味深いことに、単独で罹る場合、性格的な傾向があります。活発で積極的、人間関係も良好な、リーダーになるような人が罹りやすいと言われています。

この記事はこちらに続きます。

ハートクリニック院長 浅井逸郎

2007/12/07
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