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パニック障害(2)

 この記事はこちらからの続きです。

 前回、パニック障害とは、その症状・原因などを解説しましたが、今回は発作のパターンについてお話します。

 呼吸循環器系、消化器系、泌尿器系の3つのパターンがあります。呼吸循環器系では、突然激しい動悸におそわれ息苦しくなるもの。このケースは、「パニック障害かな」と自己診断をされて精神神経科に来られる人もいます。 消化器系では、突然トイレに行きたくなる、気持ちが悪くなる、めまいなどです。内科に行き、過敏性胃腸症候群や精神安定などの投薬を受けてしまい、症状が中々改善されないという人も少なくありません。 泌尿器系は、頻尿や下腹が張るなどの症状ですね。こちらも、薬の処方が違ってしまうことがあります。違った投薬を受けてしまうと、パニック障害の症状が非常に悪化し病気も治りにくくなり、要注意です。

 症状が悪化するというのは、発作の場が当初限定されていたのが、次第にどこでも起きるようになる。そうすると、本人の不安感は増します。学校や会社、地域の行事に行かれなくなる。外出恐怖に陥り、気分は落ち込みますから、二次性の抑うつ状態が出現するようになります。社会的不利益を被る人が少なくありません。また、初期の発作から長期間を過ぎると、薬が効きにくくなります。ですから心療内科や神経内科で、早い段階の診断を受けることがベストです。

ハートクリニック院長 浅井逸郎

2008/01/10
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