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子どもといる時期が「こころ」に影響する

「小さな子どもがいても経済上の理由などで夫婦共働きが多くなっています。小さい頃から親と接する時間が少ないと『こころ』の病になる可能性が高くなるのでしょうか?」 こんな質問を受けました。

 共働きのため、昼間は子どもを保育園に預けていたかからと言って、その後の人格形成に影響があるということはあまりないと考えて良いと思います。

 しかし、幼少期から完全に親から切り離されると、自閉症や広汎性発達障害などの障害にさいなまれる方の割合が若干増えることは分かっていいます。

 第二次世界大戦の頃、ドイツでは優秀な子どもたちを自宅から切り離し教育施設などで育てるということが行われました。その結果、広汎性発達障害のような自閉症圏の子どもが多くなる傾向があることを疑われたこともあります。

 このように極端な形で両親と切り離されると障害が起きる場合も考えられますが、一般的に共働きと言っても、夜には両親が揃っていますし、休日になれば家族で過ごす時間があるので、大きな問題が生じることは考えにくいと言えます。

 それよりも女性の家事負担が非常に多くのしかかることで問題が深刻なケースを生じる場合があります。

ハートクリニック院長 浅井逸郎

2008/04/24
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