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若い世代が陥りやすい醜形恐怖について

自身の外見を極度に低く評価し、こだわることで日常生活を送ることが困難なる「醜形恐怖」。

 身体の障害を訴えるものの、実際は心に原因がある身体表現性障害の一つです。「鼻が曲がっている」「左右の目の大きさが違う」など、欠陥だと思う箇所について執拗に注意を傾けます。その観念にとらわれ、次第に逃れることが難しくなります。極端なケースでは人に会うことが苦痛で引きこもる場合もあります。

 どのような人が陥りやすいのでしょうか。 大脳皮質の障害や精神疾患を原因とするほか自分に自信が持てない人などが陥りやすく、男女差はほとんどありません。10〜40代の比較的若い世代に多いようです。

 外見への異常な執着を断ち切ることや、醜くないと周囲から否定されても、そのまま受け入れることは簡単ではありません。治療は、薬と精神療法を合わせて対処。初期症状には、衣服などで欠陥だと思う箇所を隠し、劣等感を緩和する場合もあります。

ハートクリニック院長 浅井逸郎

2008/05/16
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