依存症について (1)

「近年さまざまな症状の依存症につて問題視されていますが、パチンコ、ギャンブルをはじめ、買い物依存症や携帯依存症について、どういった症状があり、対応すべきでしょうか?」

こんな質問がありました。依存症には大きく分けて「物質依存」と「プロセス依存」の2種類があります。

「物質依存」の典型はアルコールや麻薬などを物理的に摂取し快楽を得て、繰り返し摂取しないと落ち着かなくなるものをいいます。

対して「プロセス依存」とはパチンコ、ギャンブル、買い物、携帯電話のメールなど、行為そのものがやめられなくなってしまう依存症のことを指します。予算や時間を大幅にオーバーしても「やめられない行為」がこれに該当し、ひどい場合は借金や仕事中でもしていまう場合があるようです。

近年は携帯電話でも依存の傾向が見られ、「メールの返信が気になって携帯から手が離せない」「着信があると興奮を感じる」というケースがあります。

いずれの依存症も合併症を持つものが少なくなく、摂食障害や、うつ病、不安障害、統合失調症などを併発している場合があります。合併症の有無や依存症の重症度に応じてさまざまな治療法があります。まずは自分が依存症であることを自覚することが重要になります。こころあたりのある人は、一度診てもらうことをおすすめします。

この記事は、こちらに続きます。

ハートクリニック院長 浅井逸郎

2008/12/11
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