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こころのはなし

No.1081〜1090

No. タイトル No. タイトル
No.1089 ニキビ・肩こりをおこすストレスの解決法 No.1090 他人のクセが気になる
No.1087 病名を告知するか悩んでいる No.1088 心の病と病院の選び方
No.1085 気をつけたい身近な「薬物依存症」(2) No.1086 会社のシステム変更についていけない
No.1083 自分が自分でない感覚になる No.1084 気をつけたい身近な「薬物依存症」(1)
No.1081 思い出すトレーニングと認知症の予防 No.1082 部下を辞めさせてしまう管理職

 

1090 他人のクセが気になる

「職場の同僚の小さな『クセ』が気になって仕事に集中できません。何か心の病気が原因でしょうか」32歳・男性からの相談です。

「ある同僚がボールペンをカチカチと慣らしていたり、貧乏ゆすりをして落ち着きがないため、その仕草や音が気になって仕事に集中できない」というご相談者。わざわざ指摘するほどのことではないと思いながらもイライラが募って我慢できなくなり、席を離れることも多く業務の効率が下がっているそうです。

最近、急性胃炎となった際に医師から「ストレスが原因では」と指摘されたため「小さなことが気になるのは心の病気が原因では」と心配しています。 さて、ご相談者のように日常の小さなこと、わずかなことを不快に認識する人は多くいます。特に、これまで気にならなかったような小さな物音を脅威に感じる症状を「聴覚過敏」と呼び、統合失調症やうつ病、双極性障害、不安障害といった様々な心の病気の際に現れます。

ご相談者も、まずは物音が気になることだけが問題なのか、精査する必要があると思います。もし気分の落ち込みや頭痛、肩こりなどもあり、生活に支障があるなら、他の心の病気かもしれません。

早めに専門家にご相談されると、もう少し快適に日常を過ごせるようになるかもしれません。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 14/10/04

1089 ニキビ・肩こりをおこすストレスの解決法

心労から偏頭痛やめまい、便秘や下痢、ぜんそく、腰痛などになる方もいます。残業や試験、お金の負担、男女関係などストレスと感じることがあると、その人の体の弱い所に症状が出やすいものです。生活に気をつけて、上手にコントロールしていきましょう。

(1)1日7〜8時間の十分な睡眠。

(2)規則正しい生活。

(3)バランスのとれた食事(イライラから甘い物や高脂肪食品の食べ過ぎに注意)

(4)イライラの素を自覚する。複数あるゴタゴタを整理できれば気持ちがすっきり。「どんなときにどう感じたか」記録を取ってみては?同じ事柄でも人によって受け止め方は違います。違う受け止め方ができるようになるといいですね。

(5)「認知行動療法」を自習すると役に立ちます。本やネットでもやり方を調べられるので試してみて下さい。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 14/10/03

1088 心の病と病院の選び方

心の病と病院の選び方についてお話ししましょう。

どのような病院を受診すれば良いのでしょうか。

自宅療養が困難であったり、通院が難しい場合は入院施設のある病院がいいと思います。特定疾患など体の病気がある場合は総合病院や大学病院で、入院の必要性がなく体の病気もない場合は最寄りの精神科や心療内科を受診してください。

病院選びで注意したいことは、いろいろな病院を受診する人もいますが、心の病気は治療に時間を要することが多いので、少し治療を始めて転々とするのはかえって治療が遅れる原因になります。ある程度治療を続けて、よくなっていると実感できることが大切です。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 14/09/27

1087 病名を告知するか悩んでいる

「母が肺ガンと診断されました。医師に告知を勧められていますが、どのように伝えるべきか悩んでいます。」35歳・男性からの相談です。

ご相談者のお母様(67歳)は胸の痛みや咳が長引いていたため検査したところ、肺ガンが見つかりました。医師に病名の告知を勧められましたが、「母は気が弱いのでガンと知ったらショックを受けるだろうと思い悩んでいる」と言います。

以前はガンなどを告知しないことが多い時期もありました。しかし現在は病状について十分に伝えないままに治療をすることはできませんので、告知は当然のこととなっています。 告知の際にはやはり配慮が必要です。まずは担当医師の話や文献、ネット等で情報を集め、病状や治療法についての「客観的事実」を伝えて下さい。現在は様々な治療法が確立され、ガンは必ずしも「不治の病」ではなくなっています。お母様にも認識を改めてもらうことが大切です。

多くの人は事実を知らされるとまずは拒絶し、やがて「なぜ自分が」と怒り、悲しみ、その上でようやく受け入れらます。こうした心の動きを知っていると、お母様の気持ちに寄り添いやすくなると思います。

生きる希望を持っている人の方が救命率が高いというデータもありますので、前向きに治療に取り組めるように、家族も支えてあげてほしいと思います。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 14/09/27

1086 会社のシステム変更についていけない

「会社で業務効率化のために導入されたシステムになかなか慣れません。かえって効率が下がっているように感じ、仕事に集中できない日々が続いています。」60歳・男性からの相談です。

ご相談者は金融機関の管理職。会社のシステム変更に伴い支給されたタブレット端末などの操作が分からず、悩んでいると言います。職場にいる時も「部下からばかにされているのではないか」と気になって仕事がはかどらず、家に持ち帰ることも多いそうです。最近ではなかなか眠れなかったり、身体のだるさを感じていると言います。

情報化が進みあらゆる場面でIT機器の操作が必要となっていますが、特に年配の方を中心に習得に時間がかかるケースは少なくありません。 まずは可能であれば、仕事内容の調整をしてみてはいかがでしょうか。組織や業務にとってその方が効率的だと判断できれば、慣れない操作を無理やり続けるよりも、単純な入力等は部下にお願いしても構わないと思います。

また、そもそも心の病気が背景にあり、理解力、集中力が低下している可能性も考えられます。ご相談者は「部下の目が気なる」とおっしゃいますが、うつ病などが原因で被害的な感覚が強くなっているのかもしれません。今の状態が長く続くようなら、一度専門家にご相談下さい。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 14/09/20

1085 気をつけたい身近な「薬物依存症」(2)

気をつけたい身近な「薬物依存症」についての2回目です。

麻薬や覚せい剤、“危険ドラッグ”などの薬物を使用しなければ、薬物依存症にはならないのでしょうか。

違法とされる薬物だけでなく、合法であっても薬は適切な使用をされなければ安全とは言い切れない場合があります。例えば、あちこちの病院を受診して薬を収集するなど、医療で出される薬を乱用する中で依存症を増していくというケースも少なくありません。最近では薬局同士がオンラインでつながっているところも多く、薬物依存症の疑いがある患者さんの場合は、注意を促すような通知が出される対策も行われてきています。

薬物依存症になった場合は、治療は医師と相談しながら徐々に減薬したり、依存性のない薬物にかえていくなどで改善を目指します。自己判断で急に薬をやめてしまうことは、大量の汗や手の震え、目まいや下痢、不眠や不安感などの離脱症状が激しくなり、かえって断薬しにくくなることがあります。その結果、「自分は薬がなければやっていけない」という思い込みが強化されてしまうことも考えられるので注意が必要です。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 14/09/20

1084 気をつけたい身近な「薬物依存症」(1)

麻薬や覚せい剤のほか、最近では気軽に購入できる“脱法(危険)ドラッグ”などの薬物がメディアでも話題になっています。気をつけたい「薬物依存症」について2回にわたりお話しします。

“脱法ドラッグ”などと呼ばれる薬物は、法の網をくぐりぬけるために、規制のかかっている化学構造を少しだけ変えた物質が含まれており、麻薬や覚せい剤と同じような影響があるといわれています。

安全性が確立されておらず、どのような体への影響が生じるか分からないということが非常に危険であるといえます。特に脳を障害する恐れがあるものも認められるため、後遺症を残す可能性も考えられます。薬物依存症になると、自分の意志ではやめることが非常に困難になります。

依存症があるかどうかを判断するには大きく3つの特徴が挙げられます。薬を一定期間使用すると、初期に感じられた薬理効果が感じられなくなっていく耐性の形成が認められます。また、薬がないと一生懸命探そうとする探査行動を起こします。そして、薬が抜けてくると多様な離脱症状や精神症状が生じます。心配な場合、まずは医師に相談をしてください。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 14/09/13

1083 自分が自分でない感覚になる

「以前から目の前の出来事が現実だと思えず、自分が自分でないような感覚があります。何か心の病気が関係しているのでしょうか」17歳・女性からの相談です。

ご相談者は「時々意識が自分から離れて「もう一人の自分」が見ているような感覚がする」「なぜ自分がここにいるのか分からなくなる」とおっしゃいます。ネットで調べたところ「多重人格」や「解離性障害」という言葉が出てきたため「自分は心の病気なのでは」と心配しています。

さて、こうした現実感が乏しい状態を「離人症状」と呼び、特に疲労が蓄積している時などに多くの人が感じます。ご相談者もまずは十分な休息をとって下さい。その結果、症状が改善されるようなら特に問題はないと思います。

ただご相談者が心配するように、離人症状は解離性パーソナリティ障害や多重人格、うつ病・双極性障害や全般性不安障害など心の病気の際に多く現れることが特徴です。

離人症状に加え、買った記憶のないものがカバンに入っていたり、気づいたら知らない場所にきていた、などの症状(健忘や遁走といいます)や頭痛、腹痛、身体のだるさ、不眠、動悸、めまいと言った症状がある場合は、前述のような心の病気の可能性が高いと言えます。早めに心療内科などで専門家にご相談下さい。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 14/09/13

1082 部下を辞めさせてしまう管理職

「住宅設備機器の販売会社を経営していますが、あるリーダーのチームでは、多くの部下が心身の不調を訴えて退職したり休職したりしています。そのリーダーに今後どのようなアドバイスをするべきでしょうか。」62歳・男性からの相談です。

ご相談者が経営する会社では、エリアごとにチームを作り成績を管理しています。あるチームリーダーが、高圧的なものの言い方をしたりミスや報告の不備を厳しく追及するため、多くの部下が辞めてしまうそうです。そのリーダー自身は成績優秀なためなるべく異動させたくありませんが、人手不足のなか社員がすぐ辞める事態も避けたいと思い、対処に困っています。

リーダーの言動には様々な原因が考えられると思います。責任感の強さのため心身に余裕がなくなっていたり、元々の性格的な傾向、家庭環境が不遇で常に「満たされていない」と感じているケースもあります。

ただこのまま管理職にいると組織への影響はより大きくなります。何が原因か、上司であるご相談者がじっくり話を聞いてあげて下さい。その上で余裕のある勤務体系にするのも、一つの対応策だと思います。また頭痛や体のだるさ、不眠などの症状がある場合は、双極性障害やうつ病などの心の病気により被害妄想や攻撃性が強くなっている可能性もありますので、診療内科などの受診を勧めて下さい。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 14/09/06

1081 思い出すトレーニングと認知症の予防

認知症による記憶障害を改善するのは難しいのですが、「思い出すのが苦手」という場合は、トレーニングによってある程度改善が可能だと思います。

例えば、朝食の時に食べたものを紙に書き、一旦覚えて昼食の時に紙を見て思い出します。だんだん紙を見なくても思い出せるようトレーニングします。最終的には翌日の昼頃に前日何を食べたか思い出せればよく、その程度まではトレーニングで改善できる場合が少なくありません。

脳梗塞が原因で起こる脳血管性認知症の場合は、背景に生活習慣病がある方が多く見られます。高血圧、糖尿病、高脂血症、肥満等の病気そのものの改善が、認知症の発症や進行の抑制につながることがあります。そのためにも食生活に注意し、朝起きて夜寝るなど規則正しい生活をすることが重要です。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 14/09/05

 

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