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こころのはなし

No.981〜990

No. タイトル No. タイトル
No.989 もしかして”大人の発達障害”?(2) No.990 もしかして”大人の発達障害”?(1)
No.987 強いのぼせ・・・男性も更年期障害? No.988 夫の介護に疲れを感じている
No.985 摂食障害(拒食症・過食症)とは? No.986 妻の偏食を直したい
No.983 慢性疲労症候群 No.984 嘘や作り話をする娘が腹立たしい
No.981 音が気になる「聴覚過敏」 No.982 息子が保育園に行きたがらない

 

990 もしかして”大人の発達障害”?(2)

「大人の発達障害」についての2回目です。

主にどのような発達障害があるのでしょうか。

新しく発表された診断基準DSM5では、発達障害という呼び方がなくなり、自閉症スペクトラムやコミュニケーション障害などに分類されます。

診断後の対応は、人によってさまざまなケースがあるので、個々に併せた適応方法を探していきます。また、周囲とうまくいかないことで気分が落ち込んだり、不安になりやすく、うつ病や不安障害などの二次障害も多くみられます。その場合は併せて薬物療法、認知行動療法も行います。

公的な支援などを利用して社会復帰をされている方も多くいますので、無用に辛い思いをせず、早めに相談を。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 13/09/28

989 もしかして”大人の発達障害”?(1)

「大人の発達障害」について2回にわたりお話ししましょう。

大人で発達障害の相談はあるのでしょうか?

7〜8年前から発達障害に関する情報が広く知られるようになり、「自分はそうじゃないか」というご本人や、家族からの相談があります。最近、アメリカ精神医学会から診断基準をまとめたDSM5が発表されました。それにより、診断基準そのものが大きく変わろうとしています。

主にどのように診断基準が変わるのでしょうか?

ボディーランゲージが使えない、なんとなくその場の雰囲気が読めない、相手の気持ちを察して行動することが苦手などの特徴があれば、以前は広汎性発達障害と診断されていたものが自閉症スペクトラム障害と呼ばれるようになります。さらに、自閉症スペクトラム障害の中で、コミュニケーションしか障害がないものに関しては、コミュニケーション障害に分類されます。

では診断基準が変わることで影響はあるのでしょうか?

例えば、自閉症スペクトラム障害の中核的な症状がこだわり行動なので、大人の場合は強迫性障害との見分けがつきにくくなります。新しい診断基準については行政なども含め、これから本格的に整備がされるところだと思われます。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 13/09/21

988 夫の介護に疲れを感じている

「1年前から夫の介護をしていますが、最近疲れてしまい、生きていることが辛く感じます。」71歳・女性からの相談です。

ご相談者のご主人は、約1年前に寝たきりになりました。週3回のデイサービス以外は食事やトイレなど常に見守りが必要な状態で、ご相談者は、「今は楽しみもなく生きているのが虚しい」とおっしゃいます。

介護は家族に大きな負担を強いることになります。ひと昔前まではこうした負担が積み重なった末に、家族による介護放棄や虐待も横行していました。 そこで登場したのが介護保険です。導入から10年以上が経過し、サービスの質も飛躍的に向上しています。ご相談者も現在の状況を「当たり前」と考えず、担当のケアマネージャーさんにご自分の気持ちを打ち明けてみてはいかがでしょうか?プランの見直しによって、ヘルパーさんの派遣などを追加してもらえるかもしれません。

そしてできた時間に、趣味などを楽しんでも良いでしょう。もちろんそのことに罪悪感を持つ必要は全くありません。それでも落ち込んだ気持ちが改善されなければ、診療科や精神科を受診して下さい。ソーシャルワークによるケアなどを受けることもできます。

負担を抱え込みすぎて「共倒れ」になっては元も子もありません。辛い時は周囲にしっかりとヘルプサインを出して下さい。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 13/09/21

987 強いのぼせ・・・男性も更年期障害?

のぼせや不安感などの症状があれば、女性だけでなく、男性も注意を。 男性の更年期障害についてお話ししましょう。

男性の更年期障害とは、早い人で40歳代後半、主に50歳代ぐらいに多く、性ホルモンのうちのフリーテストステロンという活性型の男性ホルモンの量が少なくなることにより、女性の更年期障害と同様の現象が起きているといわれています。

どのような症状があるかというと、のぼせや不安感のほか、さまざまな自律神経症状があらわれます。全般性不安障害、うつ病・双極性障害の中でもとりわけ不安障害が強いものと診断されることがありますが、いずれも、それぞれの疾患の典型的な症状とは若干異なります。

検査と治療法は、女性の場合と同様、血液検査で分かります。活性型の男性ホルモンの値が低く、非活性型の男性ホルモンが正常であると診断された場合、泌尿器科でホルモン補充療法を行うことがあります。

うつ病や双極性障害などとなかなか見分けがつかず、比較的少ないですが、甲状腺機能低下症も考えらえます。“のぼせ”が強く、50歳以上であれば、うつ病などと診断されていても改善が乏しい場合は医師に相談された方がよいかもしれません。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 13/09/14

986 妻の偏食を直したい

「妻の偏食が心配です。極端に食が細い上に好き嫌いが激しく、普段はスナック菓子ばかりを食べています。」28歳・男性からの相談です。

最近結婚されたというご相談者。将来的には子どももほしいとも考えており、今のような偏食が続くと子どもも授かりにくいのでは、とおっしゃいます。

お話を聞く限り、奥様は摂食障害の疑いがあり心配な状態です。

摂食障害には主に拒食症と過食症があります。拒食症の方は四肢がハリガネのように細いのである程度分かりやすいのですが、過食症の方は食べてもすぐ嘔吐したり、太りづらい方もいますので、気づくのが遅れるケースがあります。ネット等にも情報が多くありますのから、奥様がいまどういう状態か把握してください。そして該当する部分が多いと感じたら、穏やかでコミュニケーションを取りやすい時に、心療内科での治療を奨めてみて下さい。

摂食障害は原因も様々で、治療法が確立されていない分野の一つです。しかし治療を通じて合併症が改善されるうえ、カウンセリングを受けたり自助グループに参加することで、苦しみの原因を知り同じ悩みを持つ方とそれを分かち合うことができます。治療は長期にわたる可能性が高いので、支える家族の愛情も重要です。本人の苦しみを理解しながら、病気を上手に付き合っていきましょう。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 13/09/14

985 摂食障害(拒食症・過食症)とは?

食欲の秋。でも楽しいはずの食事が苦痛に・・・。

摂食障害(拒食症・過食症)についてお話ししましょう。

拒食症の特徴は、食事が非常に少量、または小品目なため、どんどん痩せて標準体重よりかなり下回る状態が続きます。まったく食べなかったり、口の中でももぐもぐして呑み込めない場合もあります。誰が見ても痩せているのに、自分は太っているという考えにとらわれる“ボディイメージのゆがみ”を持っていることが多いです。

過食症の特徴は、食べ始めると止まらず、そのあと吐く行為を何度も繰り返す“食べ吐き”のほか、食べるだけ食べて過度な肥満になる人もいます。中には体質的に太らない人もいますが、自分でコントロールが効かないなら注意が必要です。

摂食障害の治療法はまだ確立されておらず、精神療法やカウンセリングなどが主な治療法になります。さらに、境界性パーソナリティ障害、非定型うつ病、不安障害など合併症を伴うことも多く、難治な病です。本人の精神的苦痛を減らし、家族の対応なども含めて治療を行っていくためにも、気になる場合は早めに医師に相談をしてください。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 13/09/07

984 嘘や作り話をする娘が腹立たしい

「5歳になる娘が最近、嘘をついたり作り話をするようになりました。つい感情的に怒ってしまいますが、どう諭したらよいでしょうか?」35歳・女性からの相談です。

ご相談者は、最近お嬢さんが歯を磨くように言っても「磨いた」と言ってごまかしたり、「○○ちゃんがやったから一緒にやった」といたずらの言い訳をしていたのに、事実と違ったということが目立つようになり、腹が立つのと同時に、育て方が間違っていたのではと悩んでいると言います。

まず「子どもは純真で嘘をつかない」というのはある種ロマンチックな思い込みで、幼児も嘘をつくのだという前提を確認する必要があると思います。

全く嘘をつかずに生きられる人間はいません。詐欺や浮気をごまかすといった悪い嘘のほかに、「サンタさんがいる」といった話や人を笑わせる冗談は良い嘘です。どちらも当たり前の心の働きで、それがないまぜになったのが人間です。

お嬢さんは今、覚えたての嘘を楽しんでいると思われます。そして大人がどんな反応をするかによって、良い嘘、悪い嘘を学ぶ時期ですから、頭ごなしに怒るのではなく嘘がいけない理由を論理的に教え、正直に話した場合にはきちんとほめてあげましょう。「嘘がつけるぐらい成長したのだな」という心構えでいれば、いずれ笑い話として振り返る日が来ると思いますよ。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 13/09/07

983 慢性疲労症候群

風邪などで体調を崩した後、快復したはずなのに、頭がぼんやりする、だるくて憂鬱、息切れなどの疲労感や倦怠感が続く場合、慢性疲労症候群の可能性があります。症状は広範囲にわたり、持続性があるのが特徴です。

疲労感、倦怠感に加えて、次のような病気(症状)が隠れている場合があります。 うつ病(味覚障害や気分の落ち込み)、仮面うつ病(頭痛、肩こり、めまい)、不安障害(強い不安感・緊張、動悸)、双極性障害、更年期障害、甲状腺機能低下症など。

まずは内科で体の状態を調べましょう。異常がない場合は、早めに精神科・心療内科を受診することをおすすめします。患者さんの症状・程度に応じた投薬や精神療法など適切な治療を受けられます。繰り返したり長引くこともあるので、注意が必要です。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 13/09/06

982 息子が保育園に行きたがらない

「5歳の息子が毎朝『お腹が痛い』と言って保育園に行くのを嫌がります。今は無理やり連れて行っていますが、それが正しいのか迷っています。」35歳・女性からの相談です。

息子さんは1カ月ほど前から、「お腹が痛い」と言って保育園に行くのを嫌がるようになったそうです。ただ、保育園に行くと普段通り楽しそうに過ごしていることもあって、駄々をこねているだけなのか、身体が悪いのか判断がつかないとおっしゃいます。

この場合は本当に身体の不調がないのかを明らかにすることが重要です。2、3日であれば風邪などの可能性が高いですが、腹痛や吐き気が続くようであれば、自家中毒の可能性があります。またうまく伝えられないために「お腹が痛い」と言っていてその後、脳腫瘍が発見された、というケースもあります。まずは小児科の先生に診てもらいましょう。

身体に異常がなければ、環境面の問題かもしれません。子どもは環境の変化から影響を受けやすく、保育園にうまく馴染めていないなどの問題があって、自律神経のバランスを崩している可能性もあります。一人でいる時間が多くないか、など普段の様子を先生から聞いて、対処してください。

身体的にも環境面でも問題が見当たらない場合は、心因性の病気が疑われますので、精神科の受診をおすすめします。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 13/08/31

981 音が気になる「聴覚過敏」

「耳に異常はないのに、物音が気になって仕方がない。」こんな「聴覚過敏」についてお話ししましょう。

聴覚過敏とは、時計の針など単調な物音や人の話声が異常にうるさく感じます。緊張感が強く、刺激に対して過敏になるため起こる自律神経症状の一つです。

原因の多くは、全般性不安障害の症状に見られます。そのほか、適応障害、PTSD、統合失調症など背景となる精神疾患が非常に多いのが特徴です。

心配な症状は、ストレスとなる原因が取り除かれ、症状が治まったのであれば心配いりません。原因が分からずなかなか症状が改善しなかったり、動き・頭痛・肩こり・目まい・便秘と下痢を繰り返す・不眠などほかの症状を伴っている場合は、早めに相談してください。

ハートクリニック院長 浅井逸郎 13/08/31

 

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