よくある質問

患者様からのQ&Aにお答えします。

FAQ

大船クリニックと他のハートクリニックとでは違いがありますか?

この質問の回答ページはこちらです。

どのような症状の人が受診に来ていますか

眠れない、会社が続かない、学校へ行けない、パニック発作がある、電車に乗れなくなった、おなかが悪い、こだわりが強くて困る、気分が落ち込んで仕事のミスが多い、上司とうまくいかない、家事ができなくなったなどなど、いろいろな問題でお見えになられています。病気としては、およそ、うつ病、パニック障害、社交不安障害、全般性不安障害、強迫性障害、身体表現性障害、摂食障害、アルコール依存症、パーソナリティ障害、統合失調症、そううつ病、発達障害、トレット症候群、認知症、その他となっております(平成19年12月現在)。

こころの病気の治療は、どのように行うのですか

問診と検査によって診断をしっかりとつけ、必要に応じて投薬を行います。病気の種類と病状に応じて、認知行動療法、精神科デイケア、リラクセーション、ストレスマネジメントプログラム、カウンセリングなどを併用することもあります。毎週医師との面接で、症状や悩み事の状態と服薬等の状態がどうなっているかをご報告いただきます。それに従って医師が投薬の調整や、療養上のアドバイス、病気の性質などをご理解いただくための説明、行動療法・認知行動療法などの精神療法、環境調整などを行います。クリニック内で解決できない問題があるときは、精神保健福祉士が御相談に乗らせていただき、問題の解決をお手伝いさせていただくことがあります。

初めて受診するときは何をするのですか

初診問診票に現在の問題や、アレルギーの既往、過去にかかった疾患等についてご記載いただきます。それから、看護師による血圧、身長、体重などの測定があります。簡単な検査ですが、こころの病気の治療にはとても重要です。そして、診察となります。まずは、病気の症状をしっかりお伺いします。そして、病気の症状の経過を詳しくお伺いします。こころの病気では、症状の経過を知ることが、診断上重要であることが少なくないからです。さらに、これまでの生活のご様子、ご家族、既往歴、など総合的な状況を教えていただきます。これで、大体の病気の見立てをすることになります。たぶん、3-4種類の病気の可能性があげられると思われます。診断についての説明ののち、治療についての説明があります。必要に応じて投薬がなされたり、各種グループワーク等の説明、お申し込みがなされたりします。この後、血液検査、心電図検査、尿検査などの検査が行われます。これらの検査の結果は2回目以降に説明があります。

薬を使うことに抵抗があります

薬を使うことに抵抗がおありになる方は、少なくないと思われます。では、どうして薬を使いたくないのでしょう?妊娠を希望しているから、副作用が怖いから、心を治すのに薬を使うのが変だから、心の病気はカウンセリングで原因を治さなければ治らないから、自分の周囲の環境が原因なのでこれが治らないと治らないから、薬嫌いだから、などが主な理由だと思われます。妊娠するときにはお薬は服用なさらない方がよいので、その場合には、医師にお申し出いただければ、妊娠のご希望の時期に合わせて治療のスケジュールを立てさせていただいておりますので、担当医師にその旨お伝えいただく必要があります。ただ、ご妊娠のご予定が数年先、などという場合はお薬をご利用になっても、ほとんど問題になることはないので、ご心配なく服薬が必要であれば服薬していただくのがよい場合が多いものです。「こころ」の病気の大半は、脳の機能障害に起因していますので、脳の機能障害の改善にはやはり、お薬が有効であることが多いのですね。おまじないか何か、気の利いた言葉で脳の機能障害を改善させたりできるほどに医学はまだ、発達していないようです。病気ですから、ほかの病気と同じように、薬で治します。よくある誤解はカウンセリングで病気が治るというものです。基本的には、病気ですから、お話をしたからと言ってよくなったりしません。カウンセリングではご自身のこころを自分で把握できるようにしたり、ご自身で問題を解決できる能力を高めたり、自分自身の成長を促したりすることができます。しかし、やはり、病気を治すことができるもっとも有力な方法はお薬です。薬の効果をより高めるために、認知行動療法、リラクセーション、ストレスマネジメントプログラム、精神科デイケア、プレイセラピーなどのサイコセラピーが用意されていますので、上手にご利用いただければかなりの病気がよくなるようですね。

子どもの治療も大人と同じですか?

基本的には、体が小さい分使用するお薬の量が少ないということ以外には、そんなに大人と異なるわけではありません。しかし、お子様は、ご自身の状態をうまく医師に伝えることができない場合が少なくないので、ご診察時には、お母様またはお母様に相当する方が同伴して、お子様のご状態をお伝えいただく必要があります。思春期頃のお子様の場合には、まず、親御さんが診察室に入っていただき、それから、ご本人一人で入っていただくなどの配慮が必要となる場合もあります。また、お子様では、お友達の影響が大きかったり、ちょっとした悩みごとで、病状が大きく変化する場合も少なくありませんので、心理士のお兄さん、お姉さんとお話や(カウンセリング)、プレイセラピーを受けていただくのが有効な場合も少なくありません。

こころの病気かわかりません相談だけでもよいですか

どうぞ、ご遠慮なく、いらしてください。

こころの病気について知りたいです

心の病気については、こちらに「こころの病気の知識」のコーナーがありますので、ご参照ください。また、代表的な心の病気についての説明などの講義は当クリニックの家族教室などで受けられますので、ぜひ、ご参加ください。

治療はどれくらい時間がかかりますか?

初診時は40分くらい、2回目以降は順調なときと悪化したとき、病気の種類によってさまざまです。5-6分で済むこともありますし、20-30分かかってしまうこともあります。

医師はどんな方ですか

医師は精神科・心療内科を専門とする保険医です。各種研修会、学会、院内の研究会で研鑽を積むことが義務づけられており、最新の「こころ」の医療情報と技術を有しています。基本的にやさしい人柄の医師のみ採用されておりますので、お気軽にご相談していただけるものと考えております。

家族が治療を受けています。どのように接すればいいかわかりません。

ご家族に御病気の方がいらっしゃるのは、大変ですね。このような、ご負担を少しでも軽くして、ご病状の改善に寄与するために、家族会、家族教室が準備されています。ぜひご参加ください。家族会、家族教室についてはこちらをご参照ください。

現在、他の病気の治療を受けていますが、受診することはできますか?

大丈夫です。ご遠慮なく、ご受診ください。。