こころのはなし

こころの病気に関わるいろいろなお話を紹介します。
「こころの病」についての知識をはじめ、
バラエティに富んだ情報を提供するなど、
患者様はもちろんご家族など皆様との交流を目指すコーナーです。

大切な家族が「適応障害」と診断されたとき読む本②

「欠勤」より「早退」の方が危険

「今日は会社に行った」とホッとするのも束の間、突然早退してきて・・・。これは極めて危険な徴候です。 仮病でも無断欠勤でも、会社に行けないのはブレーキ=自分を保護する機能が作動しているということ。一方、出勤してから現場で逃げ出すのは、ブレーキが機能していない証拠です。このような場合、会社に非がないことが明らかでも「そうだね」「つらかったね」と、本人の言いぶんを100%受け入れてあげましょう。疲れた心を休ませることを優先してください。

家族の気づき

無断欠勤や早退で日常生活が立ち行かない

具合がわるくて、あるいは理由はないのに出社できない。出社しても、定時まで職場にいられず早退してしまうようになる。ストレスが増大し、自分では対処することができず、これまでのように日常生活を送ることができなくなっています。「これ以上は無理!」というところまで来ています。医療の助けが必要です。

医師からのアドバイス
発症までをふり返ることで、正しい対応が見えてくる  
最初の対応

不調が精神障害に変わり、困惑

医療機関に繋がり、最終的に心療内科等で「適応障害」の診断が下り、家族はようやく「病気」だと認識する。対応がうまくいかないと、最終的に自分か本人を責めたり、強い自責の念にかられたりすることがある。

医師からのアドバイス
励ますことで解決しようと試みる

※参考文献「大切な家族が「適応障害」と診断されたとき読む本」ハートクリニック理事長浅井逸郎監修 大和出版

「欠勤」より「早退」の方が危険

「今日は会社に行った」とホッとするのも束の間、突然早退してきて・・・。これは極めて危険な徴候です。 仮病でも無断欠勤でも、会社に行けないのはブレーキ=自分を保護する機能が作動しているということ。一方、出勤してから現場で逃げ出すのは、ブレーキが機能していない証拠です。このような場合、会社に非がないことが明らかでも「そうだね」「つらかったね」と、本人の言いぶんを100%受け入れてあげましょう。疲れた心を休ませることを優先してください。

家族の気づき

無断欠勤や早退で日常生活が立ち行かない

具合がわるくて、あるいは理由はないのに出社できない。出社しても、定時まで職場にいられず早退してしまうようになる。ストレスが増大し、自分では対処することができず、これまでのように日常生活を送ることができなくなっています。「これ以上は無理!」というところまで来ています。医療の助けが必要です。

発症までをふり返ることで、正しい対応が見えてくる 最初の対応

不調が精神障害に変わり、困惑

医療機関に繋がり、最終的に心療内科等で「適応障害」の診断が下り、家族はようやく「病気」だと認識する。対応がうまくいかないと、最終的に自分か本人を責めたり、強い自責の念にかられたりすることがある。

励ますことで解決しようと試みる

※参考文献「大切な家族が「適応障害」と診断されたとき読む本」ハートクリニック理事長浅井逸郎監修 大和出版