こころのはなし
こころの病気に関わるいろいろなお話を紹介します。
「こころの病」についての知識をはじめ、
バラエティに富んだ情報を提供するなど、
患者様はもちろんご家族など皆様との交流を目指すコーナーです。
大切な家族が「適応障害」と診断されたとき読む本④
診断後の家族の対応6パターン
心配でほうっておけない
子どもやパートナーが適応障害になったときに、母親や妻が不安に駆られ、心配してあれこれ口を出したり、手を出したりしてしまう。
心の病を経験したことがない家族は「適応障害」が理解できず、対応に頭を悩ませるでしょう。ほとんどの人は健康なときの問題解決方法は学んでいても、病気のときにどうするべきかを教えられていません。このため家族は自分が最善だと思う解決策を考え、あれこれ提案してしまいます。心配するのは、家族を大切に思うから。声をかけたくなるのも当然。自分を責めることはありません。ただ、本人は疲れ切っています。まずはそっと見守り、休ませてあげてください。
すぐに策を示し、結論を急ぐ
家族は、本人がなににつまずいているのか、どう解決すればいいのかがわかっていると思っている。よかれと思い、最短距離で解決できる方法を提案したくなる。しかし、問題に切り込み説教やアドバイスを試みても、本人には響かない。避けられてしまうことも。
大事な家族が苦しんでいるのです。解決を急ぎたい気持ちはわかります。しかし、本人にはまだそれを受け入れる準備ができていません。その解決策が、本人の価値観とうまくなじんでいくまで、少し時間をとってあげて。準備ができたらぜひ協力してください。
※参考文献「大切な家族が「適応障害」と診断されたとき読む本」ハートクリニック理事長浅井逸郎監修 大和出版
診断後の家族の対応6パターン
心配でほうっておけない
子どもやパートナーが適応障害になったときに、母親や妻が不安に駆られ、心配してあれこれ口を出したり、手を出したりしてしまう。
心の病を経験したことがない家族は「適応障害」が理解できず、対応に頭を悩ませるでしょう。ほとんどの人は健康なときの問題解決方法は学んでいても、病気のときにどうするべきかを教えられていません。このため家族は自分が最善だと思う解決策を考え、あれこれ提案してしまいます。心配するのは、家族を大切に思うから。声をかけたくなるのも当然。自分を責めることはありません。ただ、本人は疲れ切っています。まずはそっと見守り、休ませてあげてください。
すぐに策を示し、結論を急ぐ
家族は、本人がなににつまずいているのか、どう解決すればいいのかがわかっていると思っている。よかれと思い、最短距離で解決できる方法を提案したくなる。しかし、問題に切り込み説教やアドバイスを試みても、本人には響かない。避けられてしまうことも。
大事な家族が苦しんでいるのです。解決を急ぎたい気持ちはわかります。しかし、本人にはまだそれを受け入れる準備ができていません。その解決策が、本人の価値観とうまくなじんでいくまで、少し時間をとってあげて。準備ができたらぜひ協力してください。
※参考文献「大切な家族が「適応障害」と診断されたとき読む本」ハートクリニック理事長浅井逸郎監修 大和出版