こころのはなし

こころの病気に関わるいろいろなお話を紹介します。
「こころの病」についての知識をはじめ、
バラエティに富んだ情報を提供するなど、
患者様はもちろんご家族など皆様との交流を目指すコーナーです。

うつ病患者の家族や周りの人がすべきこと、
してはいけないこと10

お酒は控えて、風邪薬は一緒にのんでも大丈夫

もっとも避けたいのはアルコールと一緒に抗うつ薬をのむこと。思考力、判断力が低下し、衝動的な行動を誘発したり、アルコールの量が多いと落ち込みがひどくなる場合があります。ほかの薬とののみあわせは、問題ないものが多いです。風邪やインフルエンザで薬をのむときも抗うつ薬はやめないで。ただ、てんかん薬の一部にのみあわせが心配されるものがありますので、主治医、薬剤師に確認しましょう。

お酒は控えて、風邪薬は一緒にのんでも大丈夫

まずは治療経過を見て、途中で休職してもかまわない

まずは治療経過を見て、途中で休職してもかまわない

帰宅後ふつうに過ごせるなら休職せずに治療。出勤に抵抗があったり、帰宅後ぐったりしてしまったりするようなら、休職をすすめます。職場の環境改善ができなければ就労は避けた方がよいことも少なくありません。無理に働き続けると症状が進行し、結局職場での評価が下がってしまいます。中には薬がよくきく人もいますが、2~3週間程度服用しても改善しないようなら休職を促します。この頃になると本人も自覚が生まれ、案外スムーズに聞き入れてくれるものです

家事の固定概念を捨て、イライラしないで充分に休ませる

うつ病で休職し1 年以上たってもなかなか回復していかない患者さんがいます。こういう患者さんのライフスタイルを確認すると、家にいる間、家事や育児に追われているケースがあります。「家にいるなら、せめて家事ぐらいしてほしい」と多くの家事を任せたくなるでしょう。また、本人も「申し訳ない」と感じ、家事・育児を頑張ります。結局、休職しても休息はできず悪化することもあります。うつ病は見た目ではわかりません。「家事をしてほしい」「家事をしなければ」という気持ちを脇に置き、安静を徹底してください。

お酒は控えて、風邪薬は一緒にのんでも大丈夫

※参考文献「『うつ病の夫』に妻がすべきこと、してはいけないこと」ハートクリニック理事長浅井逸郎監修 大和出版

お酒は控えて、風邪薬は一緒にのんでも大丈夫

もっとも避けたいのはアルコールと一緒に抗うつ薬をのむこと。思考力、判断力が低下し、衝動的な行動を誘発したり、アルコールの量が多いと落ち込みがひどくなる場合があります。ほかの薬とののみあわせは、問題ないものが多いです。風邪やインフルエンザで薬をのむときも抗うつ薬はやめないで。ただ、てんかん薬の一部にのみあわせが心配されるものがありますので、主治医、薬剤師に確認しましょう。

お酒は控えて、風邪薬は一緒にのんでも大丈夫

まずは治療経過を見て、途中で休職してもかまわない

帰宅後ふつうに過ごせるなら休職せずに治療。出勤に抵抗があったり、帰宅後ぐったりしてしまったりするようなら、休職をすすめます。職場の環境改善ができなければ就労は避けた方がよいことも少なくありません。無理に働き続けると症状が進行し、結局職場での評価が下がってしまいます。中には薬がよくきく人もいますが、2~3週間程度服用しても改善しないようなら休職を促します。この頃になると本人も自覚が生まれ、案外スムーズに聞き入れてくれるものです

まずは治療経過を見て、途中で休職してもかまわない

家事の固定概念を捨て、イライラしないで充分に休ませる

うつ病で休職し1 年以上たってもなかなか回復していかない患者さんがいます。こういう患者さんのライフスタイルを確認すると、家にいる間、家事や育児に追われているケースがあります。「家にいるなら、せめて家事ぐらいしてほしい」と多くの家事を任せたくなるでしょう。また、本人も「申し訳ない」と感じ、家事・育児を頑張ります。結局、休職しても休息はできず悪化することもあります。うつ病は見た目ではわかりません。「家事をしてほしい」「家事をしなければ」という気持ちを脇に置き、安静を徹底してください。

お酒は控えて、風邪薬は一緒にのんでも大丈夫

※参考文献「『うつ病の夫』に妻がすべきこと、してはいけないこと」ハートクリニック理事長浅井逸郎監修 大和出版