こころのはなし

こころの病気に関わるいろいろなお話を紹介します。
「こころの病」についての知識をはじめ、
バラエティに富んだ情報を提供するなど、
患者様はもちろんご家族など皆様との交流を目指すコーナーです。

うつ病患者の家族や周りの人がすべきこと、
してはいけないこと4

うつ病の治りが早い人、遅い人

治りが早いタイプ

大うつ病と呼ばれる「定型うつ病」はもっとも多く、治療法が確立していますので治りが早いタイプと言えるでしょう。

  • □ 定型うつ病(大うつ病)である
  • □ 不安や自律神経症状はあまりない
  • □ 妄想、幻覚などの精神症状がない
  • □ 自殺念慮、自殺企図がない
  • □ 他の病気は一切合併していない
  • □ うつ病のような状態になったのは今回が初回、あるいは2回目
  • □ 過去のうつ病の時期が1~3ヶ月程度だった
  • □ 過去のうつ病は黄色信号程度でおさまった
  • □ 躁・軽躁状態になることはない
  • □ 抗うつ薬、精神療法で症状がやわらぐ
凝り性、がんこで正直な職人タイプ

治りが遅いタイプ

「非定型うつ病」や、他の精神疾患が併存している、またはうつ病を何度か繰り返している場合は、治療に時間を要することがあります。「非定型うつ病」の特徴は、できごとに反応して気分が浮き沈みすることです。従来の「定型うつ病」のように気分が落ち込むだけではありません。嫌なことがあり落ち込んだかと思えば、楽しいことに出会うと、気分が晴れてしまいます。このため、周囲からは、単なるわがままと誤解されがちです。若い世代のうつ病で、とくに女性に多い傾向があります。

  • □ 非定型うつ病である
  • □ 不安や自律神経症状が目立つ
  • □ 妄想、幻覚などの精神症状がある
  • □ 自殺念慮、自殺企図がある
  • □ 他のなんらかの病気を合併している
  • □ 過去に2回以上うつ病のような時期があった
  • □ 過去のうつ病の時期が6ヶ月以上続いた
  • □ 過去のうつ病は赤信号まで出ていた
  • □ 短期間でも躁・軽躁状態になることがある
  • □ 抗うつ薬、精神療法で症状が改善されない
凝り性、がんこで正直な職人タイプ

※参考文献「『うつ病の夫』に妻がすべきこと、してはいけないこと」ハートクリニック理事長浅井逸郎監修 大和出版

治りが早いタイプ

大うつ病と呼ばれる「定型うつ病」はもっとも多く、治療法が確立していますので治りが早いタイプと言えるでしょう。

  • □ 定型うつ病(大うつ病)である
  • □ 不安や自律神経症状はあまりない
  • □ 妄想、幻覚などの精神症状がない
  • □ 自殺念慮、自殺企図がない
  • □ 他の病気は一切合併していない
  • □ うつ病のような状態になったのは今回が初回、あるいは2回目
  • □ 過去のうつ病の時期が1~3ヶ月程度だった
  • □ 過去のうつ病は黄色信号程度でおさまった
  • □ 躁・軽躁状態になることはない
  • □ 抗うつ薬、精神療法で症状がやわらぐ
治りが早いタイプ

治りが遅いタイプ

「非定型うつ病」や、他の精神疾患が併存している、またはうつ病を何度か繰り返している場合は、治療に時間を要することがあります。「非定型うつ病」の特徴は、できごとに反応して気分が浮き沈みすることです。従来の「定型うつ病」のように気分が落ち込むだけではありません。嫌なことがあり落ち込んだかと思えば、楽しいことに出会うと、気分が晴れてしまいます。このため、周囲からは、単なるわがままと誤解されがちです。若い世代のうつ病で、とくに女性に多い傾向があります。

  • □ 非定型うつ病である
  • □ 不安や自律神経症状が目立つ
  • □ 妄想、幻覚などの精神症状がある
  • □ 自殺念慮、自殺企図がある
  • □ 他のなんらかの病気を合併している
  • □ 過去に2回以上うつ病のような時期があった
  • □ 過去のうつ病の時期が6ヶ月以上続いた
  • □ 過去のうつ病は赤信号まで出ていた
  • □ 短期間でも躁・軽躁状態になることがある
  • □ 抗うつ薬、精神療法で症状が改善されない
治りが遅いタイプ

※参考文献「『うつ病の夫』に妻がすべきこと、してはいけないこと」ハートクリニック理事長浅井逸郎監修 大和出版