こころのはなし
こころの病気に関わるいろいろなお話を紹介します。
「こころの病」についての知識をはじめ、
バラエティに富んだ情報を提供するなど、
患者様はもちろんご家族など皆様との交流を目指すコーナーです。
マンガでわかる適応障害⑥
急性期から第3段階まで
急性期心身の疲労をとり除く。必要な薬の服用も
環境調整が可能かどうかを検討し、調整が不可能であれば、ストレス因子から離れて休みます。また、症状に合わせて対処療法で薬を服用します。
第1段階目立った症状が減ったら、徐々に問題を整理していく
不快なことを反芻してしまうのは、適応障害に特有の症状で、「ストレス因子のとらわれ」です。考えないようにとしても同じ考えがめぐって気分が落ち込みます。ストレス因子への反芻が減ってきたら回復の目安となります。
第2段階徐々に問題解決のための精神療法を行う
精神療法は症状が落ち着いてからやらないと効果がありません。抑うつや不安などの精神症状が落ち着き、頭痛や腹痛などの自律神経症状が軽くなっていることを確認してから行います。
第3段階社会復帰に向け、生活を立て直す準備を始める
思考パターンが改善していなければ、復職は勧められません。「ストレス因子へのとらわれが消えていること」と、「それに付随する精神症状や自律神経症状が消えていること」が重要です。
急性期
心身の疲労をとり除く。必要な薬の服用も
環境調整が可能かどうかを検討し、調整が不可能であれば、ストレス因子から離れて休みます。また、症状に合わせて対処療法で薬を服用します。
第1段階
目立った症状が減ったら、徐々に問題を整理していく
不快なことを反芻してしまうのは、適応障害に特有の症状で、「ストレス因子のとらわれ」です。考えないようにとしても同じ考えがめぐって気分が落ち込みます。ストレス因子への反芻が減ってきたら回復の目安となります。
第2段階
徐々に問題解決のための精神療法を行う
精神療法は症状が落ち着いてからやらないと効果がありません。抑うつや不安などの精神症状が落ち着き、頭痛や腹痛などの自律神経症状が軽くなっていることを確認してから行います。
第3段階
社会復帰に向け、生活を立て直す準備を始める
思考パターンが改善していなければ、復職は勧められません。「ストレス因子へのとらわれが消えていること」と、「それに付随する精神症状や自律神経症状が消えていること」が重要です。
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※参考文献「マンガでわかる適応障害」ハートクリニック理事長浅井逸郎監修 大和出版